福島県石川郡玉川村の森の中に森の風学園という児童養護施設があります。
貧困や虐待等、様々な理由により保護を必要とする2歳から18歳までの児童が20名以上暮らしています。
森の風学園の園長の熊田富美子さんは、震災後一念発起され、社会福祉法人ゆめみの里で風の森学園を立ち上げられ子供達の為に尽力されておられます。
森の風学園は国や地方自治体などの措置費や補助金により運営されています。東日本大震災より時が経ち、当時小学生だった子供も高校生となりましたが、高校生が学校に通う為の交通費や部活動費等は補助金には含まれていないのが現状なのだそうです。
熊田さんのご親友であるサウンドセラピストのAikaさん。私が出逢ったきっかけは、生命のOhanaプロジェクトという茨城県で行われたチャイルドサポートコンサートのポスターの絵を描かせて頂いたことでした。
Aikaさんはチャイルドサポートコンサートを開かれ、森の風学園の支援活動を続けられております。
https://motion-gallery.net/projects/fukushima-child
私も熊田さんと何度かお目にかからせて頂き、子供達を想う情熱とひた向きな生き方に感銘を受けました。
何か私でも出来る事があるはずだと心動かされ、2018年4月にAikaさんが行われた福島チャイルドサポートコンサートのお手伝いをさせて頂きました。その際には風の森学園にもお伺いさせて頂き、小さな事でもこの手で出来る事をしようと想いを新たに致しました。
本当に小さな小さな支援ですが、私の作品やポストカード等の商品の売上の一部をご寄附させて頂くことに致しました。
森の風学園の中には私の原画を何枚も飾って頂いております。描きながら子供達が安心できるような、心温まる絵や言葉を綴りたいといつも思っております。
私の周りでも静かに支援の輪は拡がり始めており、障がいを持った子供さんを持つ心友は、仲間と共に大きな筆を持って大阪から福島県まで訪ねられ、森の風学園の子供達と大筆書きをして触れ合いの時間を作って下さいました。
その心友と仲間で作られたNPO主催のクリスマスイベント、2018年12月に私もお手伝いさせて頂く予定で、そこに福島チャイルドサポートのコーナーも作らせて頂きました。
巡り巡って頂いたご縁。新しい誰かに又繋がってゆきますように…
そんな想いを込めて、このホームページの中にもコーナーを作らせて頂きました。